目次
3行紹介
誰でもすぐルールが把握でき、盛り上がる早い者勝ちのカードを使った制限しりとり。
場のカードの文字で始まり、手札の文字で終わる単語を考え、場に出し手札がなくった人の勝ち。
連続してつなげられると気分爽快、思いついても先をこされたり・・・。
ゲーム情報
タイトル ワードバスケット[Word Basket]
プレイ人数 2人~8人
平均プレイ時間 約10分
ゲームデザイン 小林 俊雄( Toshio Kobayashi )
ルール
終了条件および勝利条件
一番早く手札のカードを使い切ったプレイヤーの勝ち。
ゲームの流れ
各プレイヤーがそれぞれに箱(バスケット)の中の文字で始まり、手札のカードのいずれかの文字で終わる3文字以上の単語を考えます。
思いついたら、その単語を声に出しながら使用するカードを箱(バスケット)に入れます。

例えばですが、以下の単語がつながります。
「アイス」「愛知」「あんこ」「アイドル」「アサガオ」
出された手札は次の始めの文字となります。
つまり、しりとりです。
なお、このゲームは順番にプレイするのでなく早い者勝ちです。
しりとりのルール
しりとりのルールに関してはある程度の目安程度に思ってください。
プレイヤー皆が知っていれる言葉ならOKぐらいで良いと思います。
判断に迷ったら、ゲームを一時中断し協議の上決めて良いと思います。
使える単語は普通名詞やよく知られている固有名詞
普通名詞とは、「つくえ」「コンピュータ」「ノート」 など普通の一般的な名詞のこと です。
固有名詞とは、「日本」」「富士山」など 人名やグループ名・地名等、それ以外には存在しない特定の対象 を表す名詞のことです。
長音「ー(音引き)」や小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は1文字数える
以下は全て3文字となります。
「スキー」「ラッパ」「趣味」
最後の文字が長音「-」の場合は母音の「あ」「い」「う」「え」「お」につながる
「スキー」→「イタチ」
「ギター」→「アイス」
最後の文字が小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」の場合はそれぞれ「や」「ゆ」「よ」につながる
「記者」→「野菜」
「騎手」→「司会」
「司書」→「妖怪」
カードの文字を自由に濁音「“」・半濁音「゜」にして良い
「ヨーロッパ」→「葉っぱ」→「バンド」→「トンボ」
同じプレイヤーが同じ単語を連続して使えない
連続でなければ、前に出た単語を何度も使って良いです。
特殊なカード
ワイルドナンバーカード

箱(バスケット)の中の文字で始まり、ちょうどカードの文字になる単語であれば何でも出せます。
※「ワイルド7+」のカードは7文字以上の単語であれば何でも出せます。
次の始めの言葉は、言った単語の最後の文字になります。

例えば、上の状況で「新学期」と言っていれば次の始めの文字は「き」になります。
「植物」と言っていれば次の始めの文字は「つ」になります。
ワイルドラインカード

そのカードの行にあるどの言葉としても使えます。
次の始めの言葉は、言った単語の最後の文字になります。

例えば、上の状況で「インク」と言っていれば次の始めの文字は「く」になります。
「インコ」と言っていれば次の始めの文字は「こ」になります。
その他ルール
リセット
どうしても、単語が思いつかない時は、いつでも手札をリセットできます。
持っている手札を一つにまとめ、「リセット〇枚」とカードの枚数を言いながら表向きに箱(バスケット)に入れます。
その時、表で一番上のカードが新たな始めの文字になります。
※ワイルドラインカードの場合はその行のどの文字で始めて良いです。
手札を捨てる際、ワイルドナンバーカード以外であればどの手札を一番上にしてもかまいません。
手札を捨てたプレイヤーは捨てたカード+1枚を山札から取り新たな手札にします。
ペナルティ ( ルールに違反してるカードを間違って出し、他のプレイヤーに指摘された場合 )
該当のカードを手札に戻すとともに、山札から追加で1枚引いて手札に加えます。
なお、間違っていても指摘されないまま次のカードが投げ込まれてゲームが進行していったらペナルティにはなりません。
また、さかのぼってペナルティを受けることもありません。
山札がなくなった時
いったんプレイを止めて箱(バスケット)の中のカードを全て混ぜ、新たな山札を作ります。
新しい山札からカードを1枚箱(バスケット)に入れその言葉からゲームを再開します。
複数のプレイヤーが同時にカードを入れたら
一番下になったカード(最初に入れられたカード)だけが有効となります。
他のカードのプレイヤーは手札に戻したうえで、プレイを続けます。
箱(バスケット)の中にカードが入らなかったら
カードを取り、改めて箱(バスケット)に入れてください。
その間に他のプレイヤーが別のカードを入れた場合、箱(バスケット)に先に入ったカードが有効です。
プレイ準備

中央にゲームの箱(バスケット)を置きます。
カードを全てよく切り、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
これが各プレイヤーの手札です。
残りのカードは裏向きにしてまとめ箱の近く裏向きの山札として置きます。
山札は全てまとめて1つにしても、各プレイヤーが取りやすいように2つに分けても構いません。
ゲーム開始方法
山札の一番上のカードを表向きに箱(バスケット)の中に入れたらスタートです。
このカードが最初の始めの文字になります。
※ワイルドナンバーカードの場合は次のカードから始めます。
改めて終了条件および勝利条件
手札が残り1枚になったプレイヤーは「リーチ」と宣言します。
※忘れていて指摘されたらペナルティとして1枚手札に加えます。
そして一番早く手札を使い切ったプレイヤーの勝利です。
なお、最後のカードを使うときは4文字以上でなければなりません。
ハンディキャップ設定 -場の状況に合わせて-
通常3文字以上の単語でゲームを進めますがプレイヤーによって増やしたり減らしたりして調整してください。
しろーのおススメポイント
「しりとり」という誰しもがやったことある遊びですので簡単に説明できるのが魅力です。
複数人が一斉にカードを入れた時の盛り上がります。
得意不得意が出やすいとも思いますが、みんな楽しくプレイできるゲームです。
単語を考えている間に、カードを出されて改めて考えなおしという場面が何度もあって楽しいです。
ゲーム情報
タイトル ワードバスケット[Word Basket]
プレイ人数 2人~8人
平均プレイ時間 約10分
ゲームデザイン 小林 俊雄( Toshio Kobayashi )
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